住まいとシックハウス
最近ではあまり見られることはありませんが、一時期は「シックハウス症候群」と言う言葉が住まいの業界において蔓延していました。
このシックハウス症候群と言うのは、主に新築住宅に見られる、建築素材に用いられる化学物質によって人体に悪影響を及ぼしてしまう状態のことで、建築資材を保護する目的や、シロアリ駆除を目的とするために使われる薬剤が過剰になってしまい、住まい全体に化学物質の臭いなどが立ち込めてしまうことから、住人を中毒症状に陥れてしまうと言う問題が多発していた時期があったのです。
現在では建築基準法の改正によって化学物質の使用量が制限されており、シックハウスと言う言葉もあまり聞かれることがなくなりましたが、それでも新生児がいる家庭などにおいて、新築直後と言うのは気をつけたいことが多くあります。特に新生児用の衣類などは化学物質を吸い込みやすいため、新築住宅において、もしくはリフォーム直後などは、十分な換気や対策を怠らないことが大切です。
専門業者に依頼して、化学物質の測定をしてもらうと言うのもひとつの方法です。大人であれば特に気にならないものでも、子どもにとっては重大な問題にもなりがちなことなので、近年の住まい事情において聞かれることのなくなったものであっても、十分に対策を考えておく方が安全であるのは間違いありません。
シックハウスは対策を講じることによって解決できるものでもあります。出来れば入居前にしっかりとした確認を取ることが望ましく、どうしても気になる場合は、建築前にシックハウスについてどのような対策を取っているのか、これから取るべきなのかも聞いておくことで、安心できる生活を送ることができるようになるでしょう。
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